ストロークの大きなピストン運動の落とし穴
ピストン運動のストローク。長いのと短いのとでは、どちらが女性を感じさせると思いますか?答えは「短い」です。ペニスの先で彼女の奥にタッチして、次の瞬間にはズズズッと膣口まで引き抜き、続いてズーンツと奥へと突き刺す・・・。まるで除夜の鐘のようなピストン運動は、男性にとっては快感です。それだけ長く摩擦を感じられますから。パンと肉を打つ音がして、気分も盛り上がりますよね。

女性の反応は、主にふたつに分かれます。
①「痛い!」 ― 膣の最も奥は、ポルチオと呼ばれます。上手に刺激するとイクこともありますが、いきなり強い刺激を受けると、つらい痛みが走ります。勢いをつけて一気に突かれるのは、恐怖そのものです。
②「感じない」 ― Uスポットは、直径1cmほどの小さなポイント。ストロークが長いと、ここをカリで擦るときのテンポが遅すぎて、いまひとつです。ストロークを短くするには、クイクイッという腰の動きが必須です。肉を打つ音がするのはストロークが長い証拠。彼女を感じさせるときと、自分が感じるときとを使い分けて、その長短を調整すると、ふたりとも満足できます。
誰でもできて、誰でも感じる体位で、お互いをいたわり合う。
ベストな体位は、ふたりの体格や体力、あなたのペニスの大きさ、求めている快感などを総合して決まります。たとえ雑誌やネットで「この体位でイケる!」と紹介されていても、万人が感じる体位なんてそもそもありませんし、体格や体力によっては断念しなければならないものもあるでしょう。そんなさまざまな条件をクリアして、誰もができつつ、一定以上の快感を得られる体位を紹介します。「シムズの体位」です。

側臥位といわれるもののひとつですが、女性が横向きに寝そべり、少し脚を開きます。同じく男性も横向きに寝て、背後から彼女を抱きしめるようにして身体を重ね、ペニスを挿入します。この体位であれば、ふたりのどちらか、または両者が太っていても痩せすぎていても、身長が高くても低くても、関係ありません。腰を傷めている人や、股関節が痛くて脚を大きく開けない女性も、身体に負担をかけずにパートナーとつながれます。
激しく腰を打ちつけ合うのは難しいため、早漏で悩んでいる男性にとっては挿入時間を長持ちさせるというメリットがありますし、なかなかイケない遅漏気味の男性も、合間にこの体位を取り入れると、小休止となり、彼女の体力をむやみに消耗しなくていいでしょう。腹部を圧迫しないので、妊娠中の女性にも楽に挿入できます。
感じる/感じさせるための体位、イク/イカせるための体位だけでなく、こうしてお互いの身体をいたわり合う体位を途中で挟むことで、ふたりのあいだに生まれるものは少なくないと思います。年齢を重ね、体力が衰えてもできる体位なので、覚えておくと必ず役に立ちます。