性器と性器をつなげて、あなたと彼女の身体がひとつになったら、その後の時間の使い方には2段階あります。まず親密なムードを高めながら気持ちを確認しあうための時間が1段階め。そして2段階めは、ふたりで快感を追求して、オーガズムを目指すための時間です。それぞれの段階で、あなたと彼女の体位や動き方は、大きく変わります。では1段階めから見てみましよう。互いの愛情を確信しあっている男女か饒舌すぎる愛のことばを必要としないのと同じく、親密なムードを盛り上げるときに激しいピストン運動はいりません。ペニスを速く出し人れするよりも、深く挿入したまま、お互いの身体をじっと密着させてください。そして、ふたりの呼吸に合わせて男性が腰をゆっくり動かします。

女性の膣はワンストロークごとに形が変化します。スローな腰の動きだと、この膣の変化があなたのペニスにもしっかり伝わるため、ふたりとも、心地いい快感に溺れるでしょう。ペニスか当たる場所や、その場のムードによっては、彼女がオーガズムを迎えることもあるかもしれませんが、その場合はなりゆきに任せてください。オーガズムを我慢する必要はまったくないのですから。ただし、彼女かイカないからといって焦る必要はありません。焦らして焦らして彼女の心も身体もいっそう敏感にしたうえで、2段階めに突入し、ふたり一緒に快感に飛びこむのもまた、すばらしい経験ですよ。

肉体的快感を追求し、オーガズムを目指す2段階めでは、男性はリズミカルに腰を動かす、いわゆる。ピストン運動を行います。あなたのペニスが膣に出入りするたびにGスポットを擦り、これによって男女が同時に強い快感を得られるのです。ポルチオも十分にほぐれているはずですから、亀頭の先でノックされると彼女はますます快感に身悶えしはじめます。

ピストン運動のスピードは、速ければいいというわけではありません。腰をぶつけ合うという激しい雰囲気に酔うのも悪くはないですが、男生ならあたたかな膣がうごめく様子を、女性ならペニスが自分の最も敏感な部分を擦りあげる感覚を、じっくり味わえるスピードのほうか、ふたりで一緒に盛り上かれると思いませんか?お互いの表情を確認したり、コミュニケーションをとったりしながら、ふたりにとって最適のスピードを見つけ出してください。

ここでいうピストン運動とは、あくまでも前後の動きです。セックス指南本や男件誌などには腰を「の」の字にくねらせるというテクニックが紹介されていることがあります。ペニスを回転させて前後運動とは違った刺激を与える狙いなのでしょうが、よく考えてみてください。ペニスの根元を回転させたところで、先端のカリはほとんど動きません。膣の入り口には多少の刺激が伝わるかもしれませんが、女性が最も感じるGスポットとポルチオには何の影響もないのです。体力を消耗するだけで、女の評判はいまひとつという結果に陥りがちですよ。

ピストン運動は速ければいいとは限らない

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