ペニスと同時に陰のうも彼女の手や舌で愛撫してもらいたいというのは、男性の自然な欲求です。神経がつながっているため陰のうの快感はペニスに伝わり、ペニスの快感は陰のうに伝わります。女性と比べると快感のツポが少ない男性ですが、それだけに積極的に、貪欲に気持ちよさを追求してほしいものです。
陰のうのなかには睾丸がふたつセットで収められていて、成人男性のそれはやや平べったい楕円形をしています。薄い膜のようなものに包まれていて、ここで毎日数千個の精子が作られているわけです。日本人の精巣の平均サイズは、大きさが直径4~5cm前後といわれています。重さは右が8.39g、左が8.45g。左が右よりもわずかに大きいのか一般的です。それにともない、位置も左のほうが自然と低くなります。
この精巣には精液をストックしておくことができますが、溜まっていくに従って、それを放出したいという欲求、つまり性欲を感じることは大多数の男性が身をもって体験しているでしょう。少数派ではありますが、陰のうを刺激するとペニスより感じる人もいます。ここだけでオーガズムに達する可能性もありますが、女性にとってはペニス以上に、どう愛撫していいのか、いまひとつわかりにくいところでもあるのです。
ここでも、どんなふうに愛撫してほしいのか、あなたの口からはっきりと伝えることが、快感の近道となります。手でもロでも愛撫できますが、彼女が慣れてきたらぜひ複合ワザに挑戦してもらいましょう。ペニスを口にふくみながら手で陰のうを撫でる、またはその逆で、ペニスを手でしごきながら陰のうを口にふくむなど、同時に刺激するとよりいっそう大きな快感を得られますよ。
また、男性にとっても乳首や耳たぶなどは敏感な性感帯ですが、これらの感じ方は男女ほば同じです。ますあなたが彼女を愛撫するときに、自分がされるとうれしいやり方で触れてください。後で、それを彼女にまねてもらうと、彼女があなたの快感のツボを覚えやすくなります。